遊びが「未来の力」に変わる中学準備という考え方
小学6年生のSくんは、
マインクラフトやロブロックス、桃鉄が大好きな、どこにでもいるゲーム好きの男の子です。
来年はいよいよ中学進学。
それに合わせて、ご両親からは
「このままで中学校、大丈夫なんだろうか…」
という不安の声を聞かせていただきました。
これは、実はとても多いご相談です。
多くの親御さんが抱える悩み
忘れ物・管理が苦手、そして勉強へのやる気
Sくんの一番の課題は、
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宿題の提出忘れ
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持ち物の管理が苦手
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親が声をかけてもなかなか改善しない
といった 自己管理の部分 でした。
中学校では内申点も意識し始める時期。
「忘れ物が多い=評価に響くのでは」と心配になるのも当然です。
一方で、実はSくん、
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漢字テストで練習なしでも満点を取ることがある
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地頭は決して悪くない
という 潜在能力の高さ も見られました。
ただ本人は、
「勉強はめんどくさい」
と感じていて、なかなか気持ちが勉強に向かない状態。
さらに、相性の良い家庭教師の先生が中学2年生で交代する予定という点も、ご両親にとっては大きな不安材料でした。
ゲームの中に隠れている「将来につながる力」
ここで大切にしたい視点があります。
それは、
ゲーム=悪いもの と決めつけないこと。
マインクラフトやロブロックスでSくんがやっていることは、
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試行錯誤しながらブロックを組み立てる
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仕組みを理解して再現する
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失敗してもやり直す
まさに プログラミング的思考・論理的思考力 そのものです。
これは近年「非認知能力」と呼ばれ、
点数には見えにくいけれど、将来どんな分野に進んでも必要になる力として注目されています。
ご家庭が自動車販売・修理業を営まれていることを考えると、
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車の電子制御
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デジタル診断
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SNSやWebを使った情報発信
など、ゲームで培った感覚が、
将来的に 家業の発展に活きる可能性 も十分にあります。
中学準備で大切なのは「叱る」より「整える」
とはいえ、
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忘れ物が多い
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ケアレスミスが多い
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集中が続かない
こうした状態を放置していいわけではありません。
ここで一つ、知っておいてほしいのが
ビジョントレーニング という考え方です。
ビジョントレーニングとは何をするのか?
ビジョントレーニングは、
単なる「目の体操」ではありません。
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文字や板書を正確に追えているか
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必要な情報にパッと注目できているか
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見た情報を脳で整理できているか
といった 「見る力 × 脳の処理」 を整えるトレーニングです。
忘れ物やケアレスミスが多い子の中には、
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そもそも見落としている
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見ているつもりで情報が入っていない
というケースが少なくありません。
ビジョントレーニングでは、
専門的なチェックを行い、
「どこが弱いのか」
「どこを伸ばせばいいのか」
を明確にしたうえで、
1日10〜15分程度のトレーニング を積み重ねていきます。
これは学業だけでなく、
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精密な作業
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構造を理解する力
が求められる 自動車整備の現場 にも、将来つながる力です。
ゲームを「学び」に変える関わり方
ゲームを無理にやめさせる必要はありません。
大切なのは、
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ゲームの仕組みを一緒に言語化する
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「なんでそうなると思う?」と聞く
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作ったものを説明させる
といった アウトプットの機会 を作ること。
これだけでも、
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国語力
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論理的思考力
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説明する力
が自然と鍛えられていきます。
ゲームは「未来を創る力」になり得る
ゲームへの興味は、決してムダな時間ではありません。
関わり方次第で、それは
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中学生活を安定させる力
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将来の選択肢を広げる力
に変わります。
私たち 家庭教師のゴール では、
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勉強が苦手
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平均点前後
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集中力・読み書きに不安がある
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ゲームが大好き
そんなお子さん一人ひとりの特性を見ながら、
学習指導+土台づくり(ビジョントレーニング) の両面でサポートしています。
Sくんが中学校で安心してスタートを切り、
自分の「好き」を将来につなげていけるよう、
これからも一緒に伴走していきたいと考えています。