今日は徳島県板野郡松茂町へ。
中学1年生の不登校の男の子のお宅を訪問しました。
お母さんの一番の心配は
「家で全く勉強しない」ということ。
でも実際に会って話して、
ぼくはすぐに “伸びるな、この子は” と確信しました。
■ 不登校だから伸びない…ではない
中1入学時の順位は 上位30位以内。
小学校でもつまずきなし。
ゲームが好きなタイプで、手先も器用そう。
実際に話してみると、
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反応が速い
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会話のキャッチボールができる
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質問に対するレスポンスが的確
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表情が明るい
このタイプは 処理速度が高い“優秀な子” に多い。
“学校には行けていない時期がある=能力が低い”
という考えは完全に間違っています。
今日、本社スタッフと60代の講師も一緒に行きましたが、
3人とも同じ結論。
「この子は絶対伸びる。時間の問題。」
■ では、なぜ今は勉強できないのか?
理由はシンプルで、
「1人のときに全く手がつかない」 だけ。
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勉強の入り口がつかめない
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何から始めればいいかわからない
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最初の1問に行くまでのハードルが高い
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不登校期間があることで自己肯定感が下がりやすい
これは松茂町・藍住町・北島町あたりでも非常に多い相談です。
でも、
ここが整えば一気に伸びます。
■ 家庭教師は「週1回で全部教える」わけじゃない
よくある質問があります。
「週1回でうちの子は変わりますか…?」
答えは YES(ただし仕組み次第)。
塾は
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数学の日
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英語の日
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宿題の日
と時間が分かれていますが、
家庭教師はそうではありません。
家庭教師は“できる問題”を増やし、
それを家庭で自走できる形にするのが役割。
だから今日の子のように
「1人のときにまったくできない」
という子こそ、家庭教師が向いています。
■ スモールステップで充分伸びる
今日、お母さんも不安そうに言っていました。
「家でやらなさすぎて…
週1回で変わるんでしょうか?」
ここで誤解が多いんですが、
いきなり難しい問題を家でやる必要はありません。
むしろ逆効果。
今日ぼくが話した内容はこうです。
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今週は“わかる問題”を1問だけでもいい
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次の週は2問
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その次は3問
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できるようになった問題だけやってOK
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難しい問題は家庭教師と一緒の日にやればいい
これで十分。
不登校の子は“できない不安”が強いので、
成功体験を積むためのスモールステップが一番伸びる。
そして今日の彼は、
理解力も処理速度も十分あるので、
この方法なら絶対に結果が出ます。
■ 今日のまとめ
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不登校でも能力とは関係ない
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むしろ“処理速度が高く優秀なタイプ”が多い
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1人でできないのは環境づくりの問題
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家庭教師が“入り口”と“習慣”を作る
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スモールステップで、この子は確実に伸びる
松茂町・藍住町・北島町など、
徳島北部は不登校相談が本当に多い地域ですが、
今日の子のように
「きっかけさえあれば大きく変わるタイプ」 がたくさんいます。
家庭教師のゴールは、
徳島県全域(松茂町・藍住町・北島町・徳島市)で
不登校生のサポートを得意としています。
→家庭教師のゴール(徳島・松茂町対応)